「住み手の生活サイズに合わせたシンプル+コンパクト」をテーマとし、新しい暮らし方を目指した住宅です。
1階リビングは、中央吹抜けを介し2階コモンスペースと繋がり、1・2階に居る家族の気配を感じ一家団欒を楽しむ空間を創出しています。
また、延床面積30坪程の中で、外物置2箇所、個室を4室、さらにロフトを3箇所設けています。庭園に面して明るい浴室を配し、吹抜け周りからは遥か蔵王連峰を望むコモンスペースも備え、「豊かな内部空間と暮らしの機能性」に富んだ住宅に計画しています。
- 所在地 仙台市太白区大塒町
- 構造規模 木造地上2階建(在来構法)
- 竣工時期 2008年2月
- 敷地面積 260.61㎡(78.8坪)
- 延床面積 105.17㎡(31.8坪)
撮影/中吉 満(プロフィール仙台)

01
西側正面夕景。

02
西側正面。

03
北側正面。

04
南東より玄関ポーチ方向を見る。
張出したポーチの庇は先端に物置も備え、日曜大工や荷物の積み下ろしに便利である。

05
居間より台所、吹抜け廻りを見る。
窓間の棚は、柱間を利用し外壁合板を意匠的に現した造作棚。
外張り断熱だからできる壁の有効活用法の一つ。

06
居間より台所方向、テラス戸越しに広場を見る。
手前扉奥は玄関ホール。

07
台所より南を見る。
左奥は小上がり4.5畳の和室、右奥は2階へと上がる階段。

08
2階コモンスペースから窓越しに遠方を見る。

09
2階南側カウンターから吹抜け見下ろし。

10
2階北側カウンターから1・2階を見る。
東側に個室を並べて配置している。

11
個室南側の洋室。
勾配なりにロフトを設け、また将来的に一室を2分できるように計画している。

12
洋室ロフト。

13
個室北側の寝室。
北側にウォークインクローゼットを隣接させ、その上部をロフトとしている。

14
洗面所より浴室方向を見る。
左扉から台所につながる。
|