SPAZIO

株式会社SPAZIO建築設計事務所

「岩切の家」−二世帯化リノベーション−

敷地は、宮城野区燕沢寺遺跡近く千人塚遺跡隣地にあり、南隣地より2.5m程高く田園地帯まで望む見晴らし良い閑静な住宅地の中に位置しています。既存住宅は平成3年建築で築23年の2階建て木造在来工法建築。

本計画は、長男夫婦との同居に対応する「二世帯住宅化」、不十分な暖房を解消する「床暖房+ファンコンベクタ設置」、家族の高齢化に備えた「バリアフリー化」の三点を主目的にしています。

生活リズムの違い等を考慮し2階床には防音マットを敷設して階下への生活音の伝播を軽減しています。また2階にもキッチンと浴室、トイレ等を新設し、朝の忙しい時間は世帯それぞれに身支度を行えます。
1階は台所・食堂、主寝室、母寝室に床暖房を敷設し他の部屋には断熱材を敷き込んでいます。
バリアフリー対策として、部屋出入口の段差を床を上げることで解消。廊下の幅を広げると共に1階西側駐車場に面して勝手口引戸を設け、将来的な車椅子利用等に対応できるよう配慮しています。

  • 所在地  仙台市宮城野区
  • 構造   木造2階建
  • 竣工   2015年8月
  • 敷地面積  375.83屐113.6坪)
  • 延床面積  225.70屐 68.2坪)
撮影/中吉 満(プロフィール仙台)
岩切の家 02-1
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改修後 / 和室・寝室。

岩切の家 02-2
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改修前 / 和室続き間は奥の和室を洋室に改修。

岩切の家 01-1
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改修後 / キッチン・廊下。廊下奥の勝手口戸より光と風を取り込む。

岩切の家 01-2
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改修前 / キッチン・廊下。廊下奥の納戸を縮小。

岩切の家 03
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改修後 / 玄関。

岩切の家 04
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改修後 / 2階寝室・廊下。



「東泉町の家」−空中テラスを内包するガレージハウス−

敷地は、山形県酒田市の新興住宅地内に位置し、南側前面道路以外の隣接地は既に家々が立ち並び西北東面は囲われています。その三方向の中でも東南面の空きから朝日が入り込むこと、また北西面の棟間から冬季の強い風雪が入り込むことが考えられます。

このことから、建築は、この地の風土を踏まえた曲り家の建築形態としました。敷地北西沿いに2階建て母屋部分と平屋建てガレージとをL字に接続しデッキテラスと庭を囲みます。この構成により南側からの暖かな日差しと爽やかな風を取込んで、四季に亘り穏やかで豊かな暮らしを得ることができます。

内外空間は、家族団欒の場である吹抜けLDKを核とした、家族を包み込み生活を支える大らかなカタチとしています。 中空ロフトのあるLDKを中心に寝室・子供室・和室を配し、家族の居場所がデッキテラスまで見渡せて繋がることで一体感ある伸びやかな空間です。

  • 所在地   山形県酒田市
  • 構造規模 木造一戸建て住宅(ベタ基礎・在来工法)
  • 竣工時期 2015年9月
  • 敷地面積 336.73屐101.8坪)
  • 延床面積 163.30屐 49.3坪)
撮影/中吉 満(プロフィール仙台)
東泉町の家 00
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南側外観。

東泉町の家 01
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リビング・和室から繋がるデッキテラス。

東泉町の家 02
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LDKより和室、子供室を見る。ペレットストーブの傍に趣味の自転車を飾る。

東泉町の家 03
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吹抜に浮かぶ中空ロフト。

東泉町の家 04
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子供室。

東泉町の家 05
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和室。