大人のためのやさしい絵画教室/No.6 album01:講師作品 02:モチーフとアトリエの様子 油絵の良いところは、乾いたら上にどんどん絵具を重ねられるところ。 思い切って自信を持ち、のびのび描きましょう。 油絵具と溶き油の特性や必要な技術を習得したいのなら、「失敗したら工夫する」その一言につきます。長年の経験上…(私は失敗の連続です。慣れないうちは失敗するものですがめげずに続けましょう。) (左)03:単色で粗く描いた状態 描き方に決まりはありませんが、初めての方もいらっしゃいますのでごく一般的な描き方で制作してみました。 単色の絵具で形を捉え、明暗の調子をつけていきます。 (右)04:F10号完成作品 単色の調子を目安にして、明るいところには明るい色、暗いところには暗い色と実際の色を乗せていきます。そして全体の中での物と物の関係に注意しながら細部も描き込んでいき、「自分の表現を追求した作品」に仕上がりました。 時間をかけてしつこく描くことは、今まで気づかないことを気づかせてくれるし、上達の早道だと思います。この記念すべき1枚をぜひ部屋に飾ってほしいですね。 |
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